2025年11月30日日曜日

美川地区防災訓練を開催しました!

11月30日(日)、美川小学校を会場に「美川地区防災訓練」を実施しました。
今年は 71名の参加者が集まり、防災士による講話や実技訓練を通して、地域の防災力を高める一日となりました。


◆ 防災士による講話からスタート

体育館には多くの住民が集まり、まずは矢掛町防災士の会・奥野隆俊さんによる防災講話を受講しました。

近年増えている豪雨災害や地震、避難情報の入手方法など、身近な事例を交えた説明に、参加者の皆さんは真剣な表情で耳を傾けていました。


◆ 3つの実技訓練を体験

講話のあとは、参加者をA・B・Cの3班に分け、以下の訓練をローテーションで体験しました。

① 水消火器による初期消火訓練(消防署・消防団)

実際に水消火器を使い、火元に向かって噴射。
「思ったより重い」「狙いを定めるのが難しい」といった声も聞かれ、初期消火の大切さを実感する機会となりました。


② 救命救急(AED)訓練(消防署)

消防署員の指導のもと、ダミー人形を使って心肺蘇生とAED操作を実践。
「実際に触ってみないと分からないね」「家族のためにも覚えておきたい」といった声が多くあがりました。


③ 反射・認知テスト(警察)

岡山県警に来ていただいて機器を使って反応速度を測るコーナーでは、世代を問わず大盛り上がり。
真剣に挑戦する参加者の姿が印象的でした。


◆ 訓練後半も活気ある雰囲気に

消火器操作の列には自然と応援の声が生まれ、救命救急の場では参加者同士が声をかけ合いながら真剣に学ぶ姿が見られました。
秋晴れのもと、屋外と体育館の双方が活気にあふれていました。


◆ 講評・閉会

最後は消防署と県警から講評をいただき、地域の防災力を高める意識を再確認しました。
片付けには参加者全員が協力し、美川地区らしい温かい連帯感のある締めくくりとなりました。


◆ おわりに

今回の訓練を通して、
「自分の命は自分で守る」「地域の安全は地域で守る」
という自助・共助の意識がさらに深まりました。

ご参加くださった皆さま、ご指導くださった関係機関の皆さま、
本当にありがとうございました。

来年度も、地域に寄り添った防災訓練を企画してまいります。