防災訓練に参加された方に寄稿していただきました。
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11月24日(日)、美川地区で防災訓練が開催され、参加しました。今回は、能登半島地震や能登豪雨の災害時にボランティアとして活動された小田地区の山下防災士のお話を伺いました。山下さんからは、以下のような貴重な教訓を共有していただきました。
- 衛生環境(特にトイレなど)の重要性
- 情報収集の大切さ
- 地域独自の備蓄品の準備
- 自分たちでできることを進んで行う心構え
- 被災者同士で必要な物を持ち寄る工夫
これらはどれも、今後の防災において非常に役立つ内容ばかりで、大変参考になりました。
また、「衛星みちびき」を利用した
衛星安否確認サービス(Q-ANPI) の紹介もありました。このサービスは、電話番号を登録することで、どの避難所にいるのかを確認できるシステムです。非常に便利な仕組みであり、今後の普及が期待されます。
消火器訓練では、消火器の基本的な取り扱い方法に加え、実用的な豆知識も教えていただきました。
さらに、AEDの操作手順も体験しましたが、意外と忘れがちな部分があるため、定期的な訓練の重要性を改めて感じました。
簡易担架の使い方も体験しました。竹2本と毛布1枚だけで、紐を使わずに人を運ぶ方法には驚きました。実際に担架に乗ってみると、少し怖さを感じましたが、知っていれば役立つ場面も多いと感じました。
また、道具を使わない搬送方法も習いました。これは、運ばれる人が足を組み、前の人がそれを抱え、後ろの人が運ばれる人の脇に手を入れて持ち上げるという手段です。この方法も非常時には大変有効だと感じました。
今回の防災訓練を通じて、多くの学びと貴重な経験を得ることができました。関係者の皆様、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。