矢掛高校で開催された第4回トーク・フォークダンスに参加してきました。
「トーク・フォークダンスって何?」と思われる方のために、記事の最後に説明を載せていますので、ぜひご覧ください。
今回のイベントには、しっかりした子、シャイな子、さまざまな個性を持った生徒さんが参加していましたが、共通して感じたのは、どの生徒さんも自分なりに真剣に生き方を見つめているということでした。高校生との対話を通じて、彼らの考えに触れることができ、とても楽しく、充実した時間を過ごしました。
このトーク・フォークダンスは、高校1年生が普段接する機会の少ない大人と会話することで、進路や生き方のヒントを得ることを目的としています。同時に、参加する社会人にとっても、若い世代の感覚や考え方を知る貴重な機会となっています。
今回は高校1年生115名が参加しましたが、大人の参加者は約20名と少なめだったため、大人の輪に高校3年生が加わる形で対話が進められました。3年生の視点も交えることで、より多様な対話が生まれたと感じました。
トーク・フォークダンスとは?
トーク・フォークダンスは、参加者同士が対話をしながらペアを入れ替えていく話し合いの手法です。フォークダンスのように相手を変えながら進行することから、この名前がついています。
進行方法はシンプルで、まずテーマを決め、参加者が2人1組になって一定時間(例えば3分)話し合います。時間が来ると合図があり、パートナーを変えて新たな相手と対話を続けます。これを数回繰り返すことで、多様な視点や意見を得ることができるのが特徴です。
この手法は、初対面の人とも気軽に話しやすく、自由な発想を促す効果があります。学校の授業、地域活動、企業研修など幅広い場面で活用されており、特に公民館活動では世代間交流や地域の課題解決のための意見交換にも適しています。
今回のイベントを通じて、高校生たちの考えや価値観に触れることができ、大変有意義な時間を過ごしました。今後もこのような交流の場が増えるといいなと思います。
今回のトークフォークダンスには、職員3名が参加しました。