2016年2月4日木曜日

人権教育地区懇談会

   2月2日(火)午後7時から、人権教育地区懇談会が公民館ホールでありました。


   開会の後、DVD「秋桜(コスモス)の咲く日」を視聴しました。

   この映画は、「目に見えにくい違い」の一つである発達障害をとりあげたものです。
発達障害のある人の生きづらさや痛みを伝え、
一人ひとりが持つ違いや共通点を認め生かすことのできる社会を目指して作られたものです。
この中の
「人間もジグソーパズルみたいですね。同じように見えても、
一人ひとりが違う。違うからこそ、組み合わせると面白い」
という言葉に、深く頷いてしまいました。
「違いを理解し認め合うことが大切である」ことはわかっているつもりだったけど、自分自身が本当に理解できているのか問い掛けました。心の目をあけていないといけないと感じました。

続いて、矢掛中学校校長渡邉求先生(下高末在住)から
「子どもをめぐる人権問題」と題し、
中学校の人権教育についてのお話がありました。

矢掛中学校で取り組んでいる講演会や道徳の授業、
学校・学年行事や、総合的な学習、地域支援ボランティア、
学校支援ボランティア等のことを、
写真を交えながら話してくださいました。

(写真に美川の子がいると「○○さん」ですって紹介)                                                           






それにしても驚いたことは、
自分たちの通っていた頃とは様変わり、
(4・50年前とは変わって当たり前か!それとも私の記憶力が悪いのか(-"-))
きめ細やかな取り組みのすごいこと。
渡邉校長が約300名いる生徒の名前をみんな覚えている事。
中々触れることのない中学校(生)が垣間見えました。
家庭や学校と地域も一緒に、
これからの社会の担い手である中学生育てる一役を、
果たさなければと思いました。

参加者をはじめ、教育委員会の藤原先生、講師の渡邉校長
ありがとうございました。