2021年11月28日日曜日

持続可能な公民館活動へ向けて

 11月28日(日)美川公民館の運営委員会が開催され、専門部員数の見直し、それにともなう専門部員数の削減、公民館行事の規模の縮小化、公民館の活動費について審議し、以下の決定をしました。

従来から各自治会に選出をお願いしている専門部員については、高齢化や戸数の減少などの理由により、専門部員に選出されても公民館の活動に参加していただきにくいような現象が年々増加してまいりました。この事により、公民館活動の中でも大規模な行事については、小学校の児童数の現象も影響して実施がだんだんと困難になってきています。

そこで、専門部員の人数をおよそ半減して、無理のない人数を選出していただくことにしました。同時に、専門部の統廃合も実施して、園芸部と教養部を文化部に吸収合併することにしました。

ただ、これによって参加する専門部員数も減ってしまっては元も子もなくなり、公民館活動が成り立たなくなってしまいますので、専門部員に選出された方は責任を持って参加していただくようお願いします。

また、公民館が開催している大規模な行事につきましては、舞台やテントの設営などの人数の必要な部分を減らして、みなさんが楽に参加できるように内容の見直しをしてゆきたいと思っています。

住民協議会廃止の記事でも書きましたが、運営委員は従来の各団体副代表から代表者に代わっていただき、運営の意思決定の迅速化を図りたいと思います。

また、運営の費用につきましては、住民協議会の会費に含まれていた公民館活動費がなくても矢掛町からの補助金だけで運営してゆける行事内容にします。

この2年間はコロナ禍によって公民館活動がかなり影響を受けてきましたが、来年度は4月の海棠まつりに始まって、地域のみな様が集まって楽しめるような活動が再開できればと願います。



公民館清掃と避難訓練

 11月28日(日)

美川公民館の清掃をおこないました。

参加団体はシニアクラブ15名、公民館使用団体と職員が12名でした。





外庭や勲花園をシニアクラブが、建物の中をその他のメンバーで掃除しました。



清掃の後は、調理室から出火した設定で避難訓練を実施しました。

2021年11月27日土曜日

住民協議会廃止を決定

昨年11月以降、公民館と住民協議会の組織のあり方を見直し検討して来ましたが、11月27日(土)の住民協議会評議員会において、美川地区住民協議会の廃止を決定しました。

住民協議会というのは、当初は公民館が活動のための資金を直接徴収することはできないというところから出来たもので、現在では、その必要は無くなっています。

また、その後に出来た下高末農村公園と美川緑地公園(美川コミュニティと水車を含む)の管理運営という役割もあります。

今回の決定では、公園管理の役割は美川自治協議会が引継いで運営してゆくことになります。

利用者の方は今までどおり地域支援員を通して使用予約をしてください。

住民協議会のもう一つの役割である公民館の予算決算の審議は運営委員会のみでおこなうことになります。これまでは評議員である各団体代表者と運営委員である副代表者に来ていただいていましたが、運営委員のほうは代表者にお願いすることになります。

具体的な廃止時期は令和4年三月末日で、次年度からは新しい体制に移行します。

また、現在住民協議会費として地域の皆様から年額500円をいただいておりますが、今後は美川自治協議会費として同額をいただき、美川コミュニティや水車等の維持管理費に宛てます。

また、現在故障して回らなくなっている水車は、今後も美川地区のシンボルとして最低限回るように修理して維持してゆきたいと考えています。



2度と散らからない片づけ

 11月27日(土)

講師に小堀響さんをお招きして、美川公民館生活部主催のお片づけ講座「2度と散らからない片づけ講座」が開催されました。


2度と散らからない片づけのコツを笑いいっぱいで教えてくださいました。



写真で見るお片づけのビフォアーとアフターが非常にわかりやすかったです。


2021年11月25日木曜日

文化祭実行委員会反省会

 11月25日(木)

美川地区文化祭の実行委員会の反省会がありました。

8日間の文化祭で出た課題や反省点やよかった点などについて話し合いをしました。


反省会の後はフォトコンテストの結果発表がありました。

みかわ賞は「秋の美川」川田敬三さん



入賞は
「なかよし その1」岡田紀之さん
「珍客来訪」岡田昌子さん


次にフォトコンテストの投票くじの抽選がおこなわれ、

以下の結果になりました。

1等 バリスタ 85番
2等 電波掛け時計 81番
3等 USB扇風機 8番 77番
4等 ブルーダイヤ
 3番 7番 44番 63番 76番 110番 114番
5等 キレイキレイ
 46番 65番 68番 95番 104番 106番 116番 125番



2021年11月19日金曜日

玄賓僧都の紙芝居

 11月19日(金)美川小学校の3・4年生が公民館にやってきて、玄賓僧都の学習をしました。

これに先立って、美川小学校の河田先生から、

「美川の昔の人で何か川のことで偉い人を知らないですか?」

というなぞなぞのような問合せがあり、

「それなら、玄賓(げんぴん)さんのことではないでしょうか?」

ということで、玄賓さんについて知っている範囲でよいから簡単に話をして欲しいという依頼を受けました。

児童相手に話をするのは、かなり自信がなかったので、専門に調べた文献を探しに図書館に行ったところ、小学生向けにちょうどよい紙芝居(武井浄司先生作、守屋孝江さん絵)を紹介していただくことができました。

紙芝居を持ち帰ったものの、せっかくなので実際の倉見池や五輪塔などの写真も紹介したくなり、文化祭で忙しいさ中写真を撮りに行って、紙芝居をスキャンしてパワーポイントに取り込んで大画面のテレビで観られるように用意しました。



文化祭の作品展示を観た後、34年生は和室で熱心に聴いてくれました。


2021年11月15日月曜日

美川地区文化祭

  11月14日(日)から21日(日)まで、美川生活改善センター(美川公民館)において、文化祭が開催されています。

 隔年開催で、本年は開催する年ですが、今回は新型コロナ感染症のため、舞台発表は中止して、作品展示のみになりました。


 生活部の講座で作った作品や、クラブ活動で作った作品、小学生の図画や工作と一般公募で集まったご自慢の一品が展示されています。また、恒例になった「みかわ」がテーマのフォトコンテストや、今回は美川地区の古い写真も展示しています。


舞台発表が無いので動画を募集したところ、矢掛高校の神楽がかりというサークルが活動紹介の動画を提供してくれました。動画は和室で上映しています。

古い写真の前では、「これはいつ頃の写真かなぁ?」などと話が盛り上がっていて、普段ならあまり交流のない地区の人たちが集って、ゆっくり話をすることができていました。


2021年11月7日日曜日

文化講演会「美川のコケ」

 11月7日(日)矢掛町上高末羽無の桃源郷はなしの里において、教養部主催の文化講演会「美川のコケ」が開催されました。

 講師は服部植物研究所所外研究員の木口博史先生で、美星町出身ですが、町堺のため出身校は川面小学校から矢掛中学校という経歴の方です。そのため、当日は町内の同級生の方が大勢聴講に来られてミニ同窓会状態になりました。もちろん、同級生以外の方も、山陽新聞に紹介記事を掲載していただいたおかげで、美川地区外や矢掛町外から28名の聴講者が集まりました。



 今回、いつもの文化講演会とは違って会場を羽無にしたのは、講話の後に野外で観察活動をおこなうためです。室内で1時間ほど、コケとそれ以外の植物との区別などの基本的な知識を学習してから、外に出て野外観察をしました。


 今回の参加者は全員大人でしたが、まるで子どものように目を輝かせて、コケを探して観察していました。