2016年7月8日金曜日

公民館講座「指定文化財でたどるふるさとの歴史」

今年の公民館講座は、
教育委員会の西野望さんをお招きして
「指定文化財でたどるふるさとの歴史」と題し
 
矢掛町内にある指定文化財71件を中心に
矢掛町の歴史を紹介していただきました。
 

約1時間半ほどでしたが、話に引き込まれ
「もう時間が来たのか」と、びっくりしました。
とても分かりやすく、楽しく聞きました。
奥が深~~いと、感心ばかり!!!

近隣の市町と比べても、史跡・遺跡が多く残っている矢掛。
 

古くは、弥生時代の遺跡である清水谷遺跡が里山田で見つかり、
そこでは環濠集落が営まれていたそうです。
西野さんは、この清水谷遺跡の発掘にかかわられたとのこと。
美川からも遺跡の発掘のボランティアに行かれた方がおられるそうですよ!



宿場町としての面影が色濃い矢掛ですが、
歴史遺産や自然遺産が数多く残されていて、
古くから地域の要所であったことがうかがえます。



また、美川にも鬼ヶ嶽から続く美山川が流れ、それに沿ったように、










地域の人々によって守られている「お堂」が各所に残されいます。
このお堂は、高梁地域につながる道すがらにあったのではないかとのこと。

数年前の公民館講座で、
「西濱(ようすな)の鮮魚の搬送ルート」
ー吹屋へ送る「魚荷」が旧美川村を通っていたのではー
とお話を聞いたことを思い出しました。



住んでいながらまだ知らない矢掛を垣間見ることができた時間でした。
ありがとうございました。