10月14日(日)13時30分から
農耕神研究家の正富博行さんをお招きして、
「矢掛町の地神様」と題し、
美川公民館教養部主催の文化講座が開催されました。
7月に予定されていて水害で延期になっていた
美川公民館としては珍しく昼間の開催でしたが、
20名ほどの聴講者がありました。
河川の草刈り、祭りの準備、稲刈りなどで、みなさんお忙しかったようです。
最初に講師がおっしゃった結論は、
インド以来の大地の神への信仰が、江戸時代に農耕神として、
祀られるようになって、今日に至っているのではないか
ということでした。
歴史的な背景などの説明の後、矢掛町に点在する多種多様な地神様の紹介、
氏神様とは異なり、荒神様などと同じく「講」の単位でお祀りしていること。
先月の「備中神楽(荒神神楽編)」から続く「五行」の話の続きとしても、
非常に興味深いお話を伺うことができました。