2014年2月4日火曜日

人権教育地区懇談会

2月2日(日)午後7時から、
美川公民館ホールで、
平成25年度の人権教育地区懇談会を開催しました。
最初にDVDで「ほんとの空」を視聴しました。

誰もが他者の排除や差別がよくないことは理解していますが、
自分や身近な人に関わる出来事には敏感に反応するけれど、
それ以外のことには他人事のように感じたりします。
私たちは、自分や家族の生活を守るため
誤解や偏見に気付かず、他者を傷つけたり排除してしまいがちです。
そんな自分に気づき、他者の気持ちを我がこととして捉えてもらいたいと
作られたドラマです。

後半は、矢掛町人権擁護委員の杉本信子先生を講師に迎え、
「子どもをめぐる人権問題」について講話をいただきました。

学校現場での経験を基に、いろいろお話を聞きました。
最近よく耳にする「発達障がい」は、
小さい時の早い対応で軽減されることもあり、
親のしつけや教育の問題ではなく、
脳機能の障がいによるものだと理解し、
温かく見守ったり寄り添ったりすることが大切。
障がいの現れ方は年齢や性格、障がいの種類、程度によっても
ひとり一人違い、それぞれの特徴に応じ配慮や支援が必要。

それぞれの特徴による接し方の例もお聞きしました。
そして、子育てに向き合う親に温かい支援をと、
締めくくられました。

たくさんの経験に基づいたお話をありがとうございました。