2013年12月10日火曜日

矢掛町ゆかりの玄賓僧都

12月7日(土)午後7時から、公民館で
「矢掛町ゆかりの玄賓僧都」と題し、
武井浄司先生にお話をしていただきました。
玄賓さんの生きた奈良・平安時代は、
科学・交通の発達もなく、病気や自然災害にも祈ったり
占いに頼った時代でした。
 
法相宗や薬草学、祈祷術、土木灌漑術などを学んだ玄賓の
生きた時代に心を馳せ聞かせていただきました。
 
晩年には、矢掛町小林の庵を結んだという説もあり、
灌漑に困っていた宇角地区に念願であった「倉見池」を
完成させたといわれています。
「倉見池」とは、この灌漑事業により倉がたくさん建つほどに
地域が潤うであろうとつけられた名称だそうです。



寒い中来て下さった方、
そして講師の武井先生ありがとうございました。